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更新日:2019年4月15日


ヒジガービラの景観破壊、坂面崩壊の危険がある愚かな工事を、市民のため止めて欲しい

Qご相談内容

先日、海外の友人をヒジガービラへ案内して一緒に散策しましたが、史跡南面が工事によって崖になり土砂が抉り取られ、史跡の景観破壊と、坂面崩壊の危険性が発生していますが、那覇市のご担当の方はご承知でしょうか?
あの工事は止めて欲しいです。
それよりも国際都市の観光資源として活用できるのですから、かつてのように松を植えるなり、両脇に盛り土をして、復元事業を行ってはどうでしょうか?


ヒジガービラは、琉球王国時代からの古道として数百年、首里ならではの景観を形成し、また、先の戦争を経験した言わば戦跡でもあり、地域や県民からも大事にされている場所です。

その大事な史跡が、看板の掲示もないショベルカーによる工事によって破壊され、市政に失意を抱きましたが、何よりも海外から来て沖縄の歴史に深い興味をもっていた友人達の絶望にも似た表情が忘れられません。

もし、このような史跡を通した沖縄のアイデンティティの核たる物を、
往時の姿のまま、子や孫の代まで守られないならば、沖縄県民ひいては那覇市民は
何を誇って生きるべきなのでしょうか。
那覇市は、先人や祖先、過去の事は全て忘れろという姿勢ではないと思っています。

また、どうやって、このようなアイデンティティの破壊と戦っていけば良いのでしょうか。

一県民として那覇市政に期待しています。
那覇と沖縄のため、頑張ってください。

A回答

ヒジガービラは、琉球王国時代の首里から島尻へ向かう道路の一つであり、往時の景色を現代に伝える貴重な文化財で、その価値が評価され那覇市の文化財(史跡)として指定されております。
ヒジガービラの隣地での開発行為については、当課といたしましても工事によって史跡への影響が懸念されたため、開発業者と協議を重ねております。平成31年1月18日には文書をもって史跡の保全に留意して工事を進めるよう通知をいたしました。
 今後も引き続きヒジガービラの保全が図られるよう、当該工事について注視してまいりたいと思います。

市長部局市民文化部 文化財課
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