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更新日:2017年7月17日
相談日:2017年7月17日
転勤で福岡市に住んでいましたが、ごみ収集時間が日没から夜12時まででした。
驚きましたが通勤時間帯にゴミがないので匂いもなく、ごみ収集も渋滞に巻き込まれず
とてもよい方法だと思いました。
他に実施してる自治体はなさそうですが、那覇市も導入したら?と思った次第です。
平素より、本市の廃棄物行政にご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。
ごみ収集について、福岡市と同様に夜間収集を導入してはどうかとのご質問について、回答いたします。
ごみの夜間収集については、朝の通勤時間帯にゴミがないので匂いもなく、収集車両も渋滞に巻き込まれないことについては、メリットのひとつといえるでしょう。
本市においても、事業所のごみ収集については、例えば飲食店等については、その事業所との契約・調整により夜間に収集を行っている収集業者もございます。
しかし、家庭ごみについては次の理由により、本市の現状ではその導入は難しいものと考えております。
1.ごみ収集にかかるコストが増額となること
掲載記事にありますように、福岡市においても、夜間収集のための経費として深夜手当がかなりの額にのぼっていることが記載されております。福岡市と同様に、夜12時までに出してごみ収集を行うとすると、午前0時から収集時間がはじまることとなります。収集時間を勤務時間としてあてはめると、人件費は、午前0時から5時までが1.5倍、午前5時から8時までが1.25倍となります。
2.ごみ処理施設の稼働時間変更による人件費・管理費が増となること
本市のごみ処理は、燃やすごみ・燃やさないごみについては、那覇・南風原クリーンセンターに、資源化物(かん・ビン・紙類・草木)についてはエコマール那覇リサイクル棟に、それぞれ搬入し処理を行いますが、これらの施設についても収集後速やかな処理を行うためには、その稼働時間を現在の午前8時30分から午後5時から収集業務に連動して変更しなければならなくなり、収集業務と同様に勤務する職員の人件費の増や夜間に施設稼働することによる光熱水費の増などによる管理費の増が想定されます。
特に、那覇・南風原クリーンセンターについては、南風原町の燃やすごみ・燃やさないごみについてもその処理を行う施設となっておりますので、南風原町のごみ処理にも影響が出てくることになります。
今後とも市政へのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
廃棄物対策課一般廃棄物グループ
問い合わせ先:951-3231