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更新日：2022年2月3日
ジェンダー問題
Qご相談内容
こども園にはウェブ上での意見箱がなく、いつも子どもたちがお世話になっている反面、面と向かって意見することが難しいので、こちらで相談させていただきます。また那覇市の教育において幅広い分野で、ジェンダーにおいて考えてほしいと思い相談致します。
○○こども園では、男の子はレスリング、女の子はお茶会と取り組む内容が男女で分かれています。現代社会において、男女で行事や活動内容を分けて取り組ませることはよくないと思います。子どもたちは幼い時から、性に対する違和感を持つ子もいます。それにより窮屈な思いをすることもあります。全員が参加できる、もしくは、選択制にしてもいいのかな？と思います。
また男の子だから、女の子だからという教えを幼いうちから取り入れることで、子どもたちの価値観も培われるので、先生方もジェンダー教育に関して考えながら教育することもこれから必要ではないかと感じています。難しい問題ではありますが、ご検討よろしくお願いします。
A回答
平素より、本市における教育・保育行政にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
ご意見いただいた件について、認定こども園教育・保育要領においては、「園児の性差別や個人差にも留意しつつ、性などによる固定的な意識を植え付けることがないようにすること。」と示されており、男女共同参画社会の推進とともに、園児も、職員も、保護者も、一人一人の可能性を伸ばし、自己実現を図っていくことが求められております。
また、園の教育・保育内容につきましては、認定こども園教育・保育要領を基に、各園の教育保育理念や地域の実態等に合わせてた「特色ある教育・保育」を実施するよう周知しております。
当該園に対しては、再度、教育・保育内容について助言したいと考えております。
なお、園に対するご意見等については、各園に「第三者委員会」が設置されております。第三者委員への相談もできますのでご検討ください。
また、当該園では、ウェブ上での意見箱について、業務支援システムを利用した、保護者が匿名で意見等を伝えることができる方法を検討していると確認しております。
今後とも、本市の就学前教育保育施設の教育・保育行政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
那覇市 こどもみらい部 こども教育保育課
電話番号:098-861-2113