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更新日:2022年8月3日


保育園の指導について

Qご相談内容

那覇市内の認可外保育園に預けられていた生後3カ月の男児が心肺停止の状態で見つかりその後死亡した問題ですが、市が昨年11月に同園に対し、乳幼児の安全確保について12項目の改善を指導していたとののとで本来は1ヶ月以内の園から市への報告書がなぜ今年度になったのか。また、報告書を受け指導する市は、なぜ再度立ち入りしての確認を今年度してないのか。この2点をお答えください。保育園及び市の問題で今回の事件は起きたように思えます。亡くなられたお子様及び保護者が非常に可哀想でなりません。

A回答

 今回、本市内の認可外保育施設から利用園児が緊急搬送後に亡くなるという事故が発生したことに対し、亡くなられた園児のご冥福を心からお祈り申し上げます。
 市への報告書が何故今年度になったのかについては、国の通知において、認可外保育施設への立入調査後、文書による改善指導事項については、概ね一か月の回答期限を付した上で回答を求めております。当該園についても、一か月の期限を付した上で改善を求めておりましたが、当該園に対しての改善指導事項は12項目と多かったことから、当該園における改善指導事項の整理に時間を要する状況にありました。
 次に、再度立入りしての確認を今年度していないのかについては、国の通知において、園から改善報告を受けた後、書面での確認を行い、その後必要と認められる場合は、設置者等に対する出頭要請や園への訪問を行う場合がある旨、示されております。当該園からの改善報告書を受理後、書面での確認を終えておりましたが、指導項目が12項目と多かったことから、本市においては再度、立入調査が必要と認識しておりました。しかしながら、書面確認後、本市内就学前教育保育施設における感染拡大への対応や利用者等からの苦情に対する施設立入調査実施等の緊急対応の他、当該園を含めて80施設を超える本市内認可外保育施設の立入調査の計画等をする中で、再度の当該園立入調査の実施には至っておりませんでした。
 今回の事故発生後、本市においては、本市内の全ての就学前教育保育施設に対し、園児の安全確保に係る注意喚起を図るとともに、園児の安全確保に係る研修の開催を計画しております。また、今回の事故に係る調査結果を取りまとめて事実関係を整理した上で事故の検証を行い、再発防止に取り組んでまいります。
 今後とも、本市の教育保育行政に、ご理解ご協力くださるようよろしくお願いいたします。


 那覇市 こどもみらい部 こども教育保育課
 電話番号:098-861-2113

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