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更新日:2023年3月25日


保育や介護施設への防犯カメラの設置について

Qご相談内容

先日、NHKの記事で県外の保育施設で性被害があったことを扱われていました。https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0026/topic044.html
さて、那覇市内にある保育や介護施設では、利用者同士が加害者と被害者となる性被害はこれまで発生していないでしょうか。また市の調査は十分されていますでしょうか。またNHKの記事の中でこうした被害を防ぐ策の一つとして防犯カメラの設置が有効であると示していました。ということから、沖縄の県庁所在地である那覇市が先陣を切って、保育や介護施設への防犯カメラの設置を促してみてはいかがでしょうか。またこの内容に関して、那覇市議会でも議論されることを願ってやみません。ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

A回答

こども教育保育課:098-861-2113

平素から本市の教育保育行政にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。

さて、ご相談内容につきましては、国において、子供たちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう「生命の安全教育」を推進しており、国通知において、教材及び職員向けの指導の手引きの他、家庭内におけるコミュニケーションにより、被害の早期発見・適切な相談に繋げることが重要であること等が示されております。

なお、本市内の就学前教育保育施設における利用児童間の性被害に係る調査は行っておりませんが、本市においては、市内の全就学前教育保育施設に対し、性暴力被害に遭った場合の対応や相談先等を周知しており、現時点において市内の就学前教育保育施設における利用児童間の性被害の報告はございません。

なお、国通知で示す教材は、幼児期、小学校、中学校、高校等の子供の発達に応じた内容となっており、幼児期においては、被害に気付き予防できるよう、水着で隠れる部分については、他人に見せない、触らせない、もし触られたら大人に言う、他人を触らない等、発達を踏まえ、分かりやすく幼児に指導するよう示されています。

就学前教育保育施設における利用児童間の性被害対策につきましては、施設利用児童の発達等を踏まえた防止の観点から、防犯カメラの設置よりも国通知に基づく「生命の安全教育」の推進が最も有効であると考えており、引き続き適宜関連情報の周知等に取り組んでまいります。

今後とも、本市の教育保育行政にご理解ご協力くださるようよろしくお願いいたします。


ちゃーがんじゅう課:098-862-9010

この度は、本市介護サービス行政へのご意見を賜り誠にありがとうございます。相談いただきました標題の件につきまして、介護施設については、ちゃーがんじゅう課にて以下の通り回答させていただきます。

当課におきましては、介護施設における利用者間の性被害トラブル等の状況についてこれまで調査を実施したことはありませんが、利用者の安否確認や施設内事故防止等の観点から、利用者や家族に説明の上、共有スペースや居室等において防犯カメラを設置しているケースがあると伺っております。安否確認や事故防止対策等について考慮の上、プライバシー保護といった権利擁護の視点も踏まえ、様々な点を勘案し事業者により設置の判断が行われているところです。利用者間トラブルについては、まず、施設の管理者や苦情受付担当者などにご相談されるのも1つの手段かと思われます。

少子高齢化やニーズの多様化が進む中、様々な課題に対し行政としてできる限りの支援を実施していきたいと考えております。今後とも、本市高齢者福祉サービスへのご理解ご協力いただくことができれば幸いです。

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