文字サイズ
拡大
標準
縮小
色合い
標準
  • ふりがな表示

ホーム > 保育士の処遇について

ここから本文です。

更新日:2021年5月29日


保育士の処遇について

Qご相談内容

この前新聞に、21年度は新たに、県外在住保育士の市内保育園への就活を支援するため、航空運賃を補助する予定。と掲載されておりました。那覇市は県外に目を向けるよりも今働いている保育士、市内の保育士をもっと処遇を良くした方がいいと思います。他市町村でやっているような宿舎借上げ支援を取り入れるだけでも市内に保育士を呼び込めるとおもうのですが、なぜやらないのですか?航空券の補助を出しても、今後の支援がないと働きにくいと思います。
 

A回答

 日頃より本市のこども行政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
「保育士の処遇について」に回答いたします。


 令和3年1月時点における沖縄県の保育士の有効求人倍率(出典:厚生労働省「職業安定業務統計」)は
全国平均の2.94倍を上回る3.43倍となっており、県内市町村間で保育士等の獲得競争が生じている状況にあります。
また、本県は、島しょ県という地理的状況もあり、他府県のように県をまたいで保育士等を確保することが困難な状況にあります。

このような状況を解消する手段として、県外在住の保育士等を積極的に確保することは、保育士等不足解消の有効な手段の一つとなると考え、
その取り組みとして、6月より県外在住で市内保育所等への就職を検討している保育士等を対象に、
就職活動で渡航等に要した費用の一部を補助する新規事業をスタートしたところです。

 本事業の活用を通して、多くの保育士等に市内保育所等を訪問してもらい、就職へのきっかけとしていただくとともに、
就職が決定した際には、就職のための準備資金として沖縄県社会福祉協議会が実施する「就職準備金貸付」等の申請も検討してもらうことで、
移住に対する負担軽減を図り、市内保育所等の就職につなげていきたいと考えております。

事業者による保育士等宿舎借上に対する支援を実施している市町村があることも承知しておりますが、実施については多くの費用が必要となり、
予算確保が課題となること、また、保育士等の不足は、本市のみならず県内市町村の共通の課題であること、
市町村間での不要な競争を避ける必要があることなどを踏まえると、継続的な支援が必要となる家賃補助等の事業については
全県的な取り組みとして実施することが望ましいと考えております。

本市としては、就職支援と離職防止の観点から、引き続き保育士への各種祝い金等を支給する「保育士継続応援給付事業」をはじめ、
国や県の補助メニューを活用した「保育体制強化事業」、「年休取得・休憩取得支援事業」、「保育士正規雇用化促進事業」など、
就職支援や処遇改善等に資するさらなる取り組みを進め、保育士等の確保に努めていきたいと考えております。

 


那覇市 こどもみらい部 こどもみらい課
電話:098-861-6903

那覇市 こどもみらい部 こども政策課
電話:098-861-2110

各種お問い合わせ

電話

098-867-0111

土日休日及び年末年始を除く
午前8時30分~午後5時15分まで

WEB

相談する

進捗状況を確認

ご相談時に発行された番号をもとに、そのご相談の進捗状況を確認することができます。