保育所一時預かりについて

公立保育園での一時預かりに関して、ホームページの記載を見ると、パートなど目的であれば週3日まで、リフレッシュ目的であれば週1日までとあります。
そこで一時預かりをパート(週一日程度、曜日はある程度は調整可能)目的で利用したいと保育所へ相談に行ったところ、今は登録の方が多いので、できて月一度とのことでした。それもまずは登録が必要で、登録するためにはその月の第2金曜日の16時15分から17時00分の間に電話予約が必要だが殺到するのでおそらく電話は繋がらないだろうと言われました。本当に電話は繋がりませんでした。
他の保育所にも行ってみましたが、月2回程度の利用なら希望日に合わせることは難しいが保育所側が日程調整することでなんとかなるとのこと。ただし一日預けるまでには慣らし保育として半日程度の預けを数回しないといけないという事でした。

これらの事を経験して、那覇市に対しいくつか質問、意見があります。

1. ホームページに記載されているのが回数の上限なので、たしかに虚偽記載ではないのかもしれませんが、保育所の現実の状況とかけ離れていると思います。誇大広告のような印象を受けます。
行政サービスが悪いと批判対象になる可能性はありますが、現状では月に2回が限度と現実をきちんと記載する、もしくは保育士不足で不可能なのであればそもそもの上限回数を見直す必要があるのではないでしょうか。

2. 那覇市役所はこういった保育所側の現実を把握されているのでしょうか？把握されているのであれば何か方策は立てられているのでしょうか？

3. 電話が繋がらないくらい殺到するのであれば電話対応の日程を増やすべきです。おそらく、受け入れ可能件数に対して電話申し込みが多すぎるために、現場で対応時間を限定することにより件数のレギュレーションをかけているのだと想像していますが、申し込みをするための面接の予約をとる電話すら繋がらないというのは個々の事情に耳を傾けることは全くなく門前払い状態ということであり、皆に等しく行き渡るべき公的サービスとして間違っていると思います。

4. 慣らし保育の重要性はもちろんこどもを持つ親として理解しています。しかし、一時保育に関してホームページに書かれている回数は到底お願いできず、希望日を選ぶことも難しい中で数回一時保育をしないといけないとすると、いつになったら本格的に一時保育を開始してパート就労を始められるか全く見通しが立たず、那覇市の提供する一時保育は絵に描いた餅のように感じます。那覇市にとってネガティブなイメージにはなりますが、この現実をきちんと那覇市から発信してはいかがでしょうか。
これからこどもを産む人、那覇市への転入を考えている人はホームページを見て知識を得ると思いますが、ホームページだけ見ると充実した対応をしてもらえると勘違いしてしまいます。現実と記載が異なり、非常に不誠実だと思います。


那覇市で保育士が非常に不足していることはもちろん理解しています。保育所もパンク状態で出来る限りのことをされていることも理解しているつもりです。ただ、ホームページの記載や保育所での対応が、市民側の目線でなされていないと思います。できないことはできないと表明していただかないと、市民の側からすると現実は絵に描いた餅でも受けられるサービスだと思って期待してしまいます。出来ないことは出来ないときちんと発信していただきたいです。

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