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更新日:2020年4月19日


保育士の本音

Qご相談内容

保育士です。働く保護者様のために開園、それは、正しいのでしょうか?
小さい子どもほど、自分の体調を訴えることができず、咳やくしゃみする時、口を押さえることができず、鼻水を触った手でいろんな所を触ります。また、限られた保育士や限られたスペースで子ども達同士の接触を回避する事は、保育園では無理です。咳や熱があっても、登園させる保護者、早急にお迎えに来ない保護者。その間コロナだけでなくても、様々な感染は、広がります。また、他の保護者からは、クレーム…。保育士は、常に何かの感染病のなかで、働いています。感染しても、何の補償もないです。あるのは、何かあったり体調が悪くなると、保護者からのクレーム。保育士不足、当たり前の環境ですね。

A回答

 ご相談者様がおっしゃるように、保育所においては、施設の空間、職員の働き方等、現実的に厳しい現状があることは、本市といたしましても理解しております。
 小学校は休校措置がとられておりますが、こども園・保育園等については、「保護者が働いており、家に一人でいることができない年齢の子どもが利用する施設であるため、感染予防に留意した上で、原則として開所」との政府の考えに基づき、開園しております。
 そのような中、緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大され、沖縄県においては、独自の緊急事態宣言が発出されたことから、本市としては、4月23日(木曜日)より通常保育を休止し、特別保育を実施することといたしました。特別保育は、医療従事者等の社会生活を維持するために就業を継続することが必要な保護者等や、特別な事情のある保護者の児童に限定した保育となっております。お子様の安全と居場所の確保、ライフラインの確保のためには、保育士の皆様のお力が必要です。大変な状況の中で保育を行っていらっしゃることは承知しておりますが、どうぞご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 また、今回の相談で、熱があっても登園しているお子様がいらっしゃるとのことですが、これまで保護者の皆様には、毎日のお子様の健康観察をもとに「検温及び健康観察シート」を園に提出していただき、発熱(37.5度を目安)、風邪症状があるお子様は、解熱(薬を飲まなくても平熱の状態)及び風邪の症状がなくなるまでは、登園を控えていただくよう、お願いをしているところです。各園におかれましても、登園時にシートを確認し、発熱の際には登園を控えていただくよう、保護者への周知をお願いいたします。また、保護者の皆様にご理解とご協力をいただけるよう、本市より再度協力願いのお知らせも検討して参りたいと考えております。
 相談者様がおっしゃるように、小さい子どもたちは、自分で感染症予防を意識することが難しいため、現場の皆様の予防対策がとても重要であると認識しております。職員の皆様が感染症への危険を感じながら日々業務を行っていらっしゃることに、感謝申し上げます。
 本市といたしましては、各園へ国等からの文書を配布して情報提供を行い、感染予防に十分留意しながら、お子様の安全と居場所の確保、そして、ライフラインの確保に努めて参りたいと考えております。
 


那覇市 こどもみらい部 こども教育保育課
電話番号:098-861-2113

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