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更新日:2024年6月26日
那覇市で保育士として働いておりました。
那覇市の保育の現場がより良くなって欲しいのでこちらに相談させていただきます。
世間でもこれだけ声が上がっているので、ご存知かとは思いますが、保育士の負担が大きすぎます。
1歳児5:1の対策以外、何か対策するご予定はありますでしょうか?この対策も園に任せず共通の対応にしてほしいです。
勤めていた園以外にも、同職の方に話を聞くと休憩はないのが当たり前、フリー保育士が足りず休みの際はギリギリで回すのが当たり前、休みの日も持ち帰りの仕事、しかし家庭保育の協力願いを出せば苦情、保育士も疲弊し人も足りず、いつ事故が起きてもおかしくないです。
1歳児だけでなく、各クラスにも+1で雇えるくらいの補助金をだすか、保育士が足りない場合は子どもの人数を制限する。休憩時間も働いている分の処遇改善費を出して欲しい。
また、少しでも無理な保育の時間を減らすために土曜日のみばかりでなく、平等に平日休みの方にも早めのお迎えや家庭保育協力願いを市から出してほしい。本当の本当に事故が起きてからでは遅い。保育園、保護者の方々、市が協力し合えば事故の可能性が減らせる。各保育園に判断を任せるだけでなく、共通の対応をする場面も必要だと感じる。
率先して那覇市が改善することで、注目されて潜在保育士も現場に戻ってきてくれるかもしれません。
こどもたちにとっても、大人の目が十分に足りている環境になって欲しい。
監査の際は保育士と面談かアンケートもとって欲しいです。たくさんの保育士の、現場の声を聞いてください。
保育士の方達の責任感や子どもが好きな気持ちに甘えている現状では、いつか限界が来ます。
どうか、目に見える改善をよろしくお願いします。
改善されれば保育士としてまた働きたいです。
日頃より、本市のこども行政にご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご相談の「保育士の処遇、現場の声」のうち、保育士確保に向けた取り組みについて回答致します。
保育士確保の取組として、「保育士等就職活動渡航費等支援事業」「県外保育士移住費等支援事業」「保育士試験受験者支援事業」及び保育士合同就職説明会への参加支援などを実施しております。
そして、今年度は、これまでの取組に加え、新規事業として、潜在保育士の雇用促進や就職活動を支援するため、ハローワークとも連携し保育所職場見学支援を実施する予定であります。
今後とも、本市のこども行政にご理解、ご協力賜りますよう、宜しくお願い致します。
こども政策課:098-861-2110
日ごろは、大切なこども達の養護と育成に尽力してくださり、心からの感謝を申し上げます。令和6年6月26日付けでご相談をいただきました「保育士の処遇、現場の声」について、ご回答申し上げます。
保育士としての皆さまの仕事は、常に気を張り詰めながら、多大な労力も必要とされていることと存じます。
こどもみらい課では、保育士の皆さまの負担軽減の取り組みと致しまして、相談者様のご説明にある、1歳児クラスに国の基準以上の保育士を配置した園に補助を行う「保育士負担軽減等加配事業」を実施している他、休憩時間確保のための加配保育士の人件費を補助する「保育士休憩取得支援事業」、保育の周辺業務を行う職員の人件費を補助する「保育体制強化事業」、障がい児担当保育士の補助を行う職員の人件費を補助する「障がい児支援員配置支援事業」を実施しているところです。
また、新卒、3年及び6年勤続の保育士へ就労継続を応援するため5万円を支給する「保育士継続応援給付事業(本市独自事業)」を実施しております。
また、令和6年3月に市内認可保育施設で保育業務に従事している全ての職員を対象に保育士等意識調査を実施させていただきました。調査は集計中でございますが、保育士の皆さまの勤務の実態やご意見を今後の施策に反映したいと考えております。
今後とも市政へのご理解ご協力をよろしくお願いします。
こどもみらい課:098-861-6903
平素から本市の教育保育行政にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
保育施設等において、保育士の確保が困難な状況にあり、職員への負担が大きいことは理解しております。
「少しでも無理な保育の時間を減らすために土曜日のみばかりでなく、平等に平日休みの方にも早めのお迎えや家庭保育協力願いを市から出してほしい。」という要望に対しましては、保護者に対する子育て支援の観点から、保護者の就労や生活の形態は多様であるため、一律に協力願いを出すことは難しいところですが、可能な限り保護者へ働きかけていきたいと思います。
また、保育現場の処遇改善ができるよう、他課との調整等を含め、解決策を講じる必要があると考えております。
今後とも本市の教育保育行政にご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
こども教育保育課:098-861-2113
指導監査を行っております、福祉政策課からお答えいたします。
当課では、指導監査の際に、各クラスにおける保育環境等の確認を行っております。その際に、主任、副主任の方々から直接、保育士の配置基準等を伺い、足りていない場合は改善するよう、文書指摘などを行っております。
今後は、指導監査の際に、きめ細かく現場の声を聞き取るよう努めたいと存じます。
福祉政策課:098-862-9002