ホーム > 令和6年2月23日(金曜日)にセルラースタジアム那覇で行われた巨人対阪神のオープン戦の運営について
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更新日:2024年2月27日
那覇市役所 経済観光部 観光課 ご担当者様
みだしの件につきまして、本試合を観戦させていただいた者として、以下の2点についてご教示をお願いいたします。
1.車椅子エリアの設置及び運営
本試合では、車椅子エリアを内野の一部に設けていただきましたが、車椅子利用者と介助者が前後の配置となった経緯と安全面への配慮の検討有無のご教示をお願いします。
今回席の配置が前後となったことから、以下のような問題点がありました。
1.介助者が後ろにいたことにより、水分補給やその他の介助を受けることができなかった。
2.スタッフより、「ボールが飛んできた際は気をつけてください」と伝えられたが、前方が全員車椅子利用者であったため、ファールボール等の危険を防ぐことができないなどのリスクがあった。
他球団が本球場を使用し公式戦を行った際には、介助者は車椅子当事者の隣に配置されていたため、上記の問題が起きることなく安心して試合を観戦することができました。
前方を車椅子利用者のみに限定することで多くの車椅子利用者も観戦することが可能になるという視点からこのような配置となったと思慮していますが、上記に挙げた問題点を考慮した上での判断なのか、ご教示をお願いします。
2.車椅子エリアの料金設定
車椅子エリアの料金を、一般の指定SS席と同等の価格設定とした根拠のご教示をお願いします。今回車椅子エリアのチケットの購入は、事前に貴課にチケットの予約を行い購入しましたが、席の配置やホームかビジターの希望もできませんでした。一般チケットの場合は席の配置等は自分で選ぶ権利があるのに対し、車椅子チケットは席の希望ができない等の制約があるにも関わらず、同等のチケット価格とした理由を教えてください。上記に挙げた問題もあったため、内野席から外野席への移動を余儀なくされとても不愉快でした。
日頃より、本市観光行政へのご理解、ご協力をいただき感謝申し上げます。
ご意見のありました「令和6年2月23日(金曜日)にセルラ-スタジアム那覇で行われた巨人対阪神のオープン戦の運営」についてお答えします。
まず、1についてですが、那覇市としましては、人気がある球団の試合のためできるだけ多くの車いす利用者も観戦頂きたいと考えて、最前列を車椅子専用スペ-スとして確保させていただいております。
介助者と横並びになるとそれだけ車椅子観戦者の数が減ることからすぐ後ろの席を確保して最大、車椅子利用者も含め3人まで座れ、合計12人の車椅子利用者が観戦できるように考えたところであります。
今回のご意見を伺い、横並びで介助が必要な方に横並び席をご案内することも検討して参りたいと考えております。
ファールボールの対応については、一番前の席で目の前にネットがあることや車いす席専属スタッフの配置を行い打球事故防止にも努めているところで、これまで打球事故がなかったことから、今回のご意見を伺い、横並びについても他の公式戦等も参考にしながら検討して参りたいと考えております。
2の料金設定やホームかビジターの希望席も選べないことについては、車いす席エリアを安全管理の面からバックネット傍に設け、専属スタッフを配置し、打球事故防止に努めていること、駐車スペースを確保し来場時の負担軽減を図っていることなども含めて、球団や読売新聞社と相談のうえ料金設定されております。
今回のご意見を参考に改善できることは十分に検討していきたいと考えております。
今後とも市政へのご理解ご協力をよろしくお願い致します。
那覇市 経済観光部 観光課
電話番号:098-862-3276