文字サイズ
拡大
標準
縮小
色合い
標準
  • ふりがな表示

ホーム > ホテルの衛生や安全について

ここから本文です。

更新日:2020年8月16日


ホテルの衛生や安全について

Qご相談内容

私は、那覇市内にあるホテルに勤めています。
今回、メールをしたのはこのホテルの現状を知っていただきたいと思い連絡させてもらいました。内容は、下記のようになります。
1.レストランの厨房や、従業員しか入らない地下ブロックにゴキブリ等の害虫が大量にいて、食品衛生や職場環境の観点で問題が有るのではないかということ。
2.防災関係の機器に関してですが。煙感知器がエラーを起こしても専門業を呼ぶのではなく、ホテル雇の設備管理の人員に機器の取り換えをさせ。
壊れた機器を分解清掃をさせ、何回も使い回すと云うことをしています。
新人として入社したとき聞いたのは業者を呼んで修理させるのは勿体ないからとの事でした、そのことから常習的にこういった事を繰り返しており。この会社の権力者、社長もしくは専務の指示によるものと思われます。

こういった行為が不正にあたるかわかりませんが、詳しく調べていただき違法であるならホテルに然るべき処分をしていただきたくご連絡いたしました。

A回答

生活衛生課(回答)
 8月19日(水曜日)にレストラン厨房の調査を実施しました。レストラン厨房は床や側溝、グリーストラップの清掃は行われていましたが、冷蔵庫の裏やコンロ下の一部に汚れの堆積がみられました。また、毎月害虫駆除業者による害虫駆除を実施しているとの事でしたが、厨房内に設置している虫トラップには多数のチャバネゴキブリの捕獲が確認される等、駆除の効果は不十分な状態でした。生活衛生課では1.駆除業者による害虫駆除前に汚れ堆積部分の除去、2.厨房内の整理整頓、3.器具の保管に使用している段ボールの除去等について、徹底した害虫駆除を含めた衛生管理の実施を指導しました。
 8月21日(金曜日)に旅館業、特定建築物に係る施設調査を実施しました。害虫駆除について、厨房は1カ月に1回害虫駆除を実施していることを確認しましたが、客室等については、建築物衛生法で定める6カ月以内に1回の頻度で害虫防除を行っておりませんでした。従業員専用の地下ブロックについては、従業員の更衣室やシャワー室、機械室、中央監視室があり、便所やシャワー室内の便器や洗面台の清掃が不十分であることを確認しました。
 上記の内容を踏まえ、1.ねずみ昆虫等の駆除は6月以内に1回行うこと(客室等)、2.地下ブロックの便所やシャワー室の清掃の実施を指導しました。

那覇市 健康部 保健所生活衛生課
電話番号:098-853-7963



消防局 予防課(回答)
 相談本文2の内容について、回答いたします。
 相談内容にあった「煙感知器」の改修・整備に関しては、消防設備士の資格を有する者しかできません。そのため、相談内容が事実であれば、当該行為は消防法に違反しており、行政指導を行う必要があります。また、壊れた感知器を分解清掃に関しましても、感知器(認定品)を分解させる行為は、感知器本来の性能に係ることから行ってはいけない行為です。当該ホテルにつきましては、事実関係を防火管理者に確認し、今後の対応を考えたいと思います。情報提供、ありがとうございました。

那覇市 消防局 予防課
電話番号:098-867-0212

各種お問い合わせ

電話

098-867-0111

土日休日及び年末年始を除く
午前8時30分~午後5時15分まで

WEB

相談する

進捗状況を確認

ご相談時に発行された番号をもとに、そのご相談の進捗状況を確認することができます。