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更新日:2021年5月10日
自宅近辺のゴミ拾い活動の際、草陰にアフリカマイマイがかなりの数いることが気になっています。駆除の対応はどのようにされていますか。また、個人でできる駆除方法があれば教えてください。ゴミ拾いに合わせて少しずつ駆除できればと思います。逆に大量発生していても特に問題ないということであればその旨教えてください。気持ちの良いものではありませんが見て見ぬ振りします。
日頃より、本市の環境衛生行政に関しご理解、ご協力いただき、感謝申し上げます。
アフリカマイマイの対処方法についてお答えいたします。
公共道路等での駆除方法としては、アフリカマイマイは昼間、鉢底やブロックの下などに隠れているのでそれらを見つけ、卵塊があれば取り除きます。夜行性で夜間、植物を食害していないか確認し、見つけ次第、箸・チリバサミ等でつまんで取り除いてください。(素手で触らないでください)
アフリカマイマイは、大量発生しても素手で触らない限りは特に問題はございません。
また、ご相談の場所を当課が確認したところ、晴れの日が続いているためかアフリカマイマイの姿は確認できませんでした。
自宅等のご自分の敷地内での対処法としては、市販の薬剤を特に活動が盛んになる雨上がりの夕方などに植物の周りに撒いておいても効果的です。
※薬剤はホームセンター等で購入可能です。
今後とも市政へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。
【アフリカマイマイについて】
アフリカマイマイは、沖縄県において1930年代に人的に持ち込まれた南アフリカ原産の大型陸生貝の一種であり、そ菜類をはじめとする農作物に著しい被害を与えるだけではなく、アフリカマイマイが持っている寄生虫は広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫の中間宿主になることが知られており、感染力が高く、好酸球性髄膜炎を引き起こす可能性があるので、素手で触らないようにします。また、蔓延を防止するために未発生地域への持ち出しは法律で規制されています。
沖縄本島において本種は、3月から活動を開始し、11月にかけて農作物への加害、交尾、産卵等が観察されています。また、沖縄本島における本種の寿命は4~5年と考えられています。
那覇市 環境部 環境衛生課
電話番号:098-951-1530