更新日：2020年4月18日

　新型コロナウイルス及びインフルエンザの感染予防対策が喫緊の課題となっており、各施設管理者はその対応に追われているところです。
　さて、この度ご質問いただきました、エアコンのシーズンにおける換気対策について、ご指摘のとおり、クーラー稼働時の換気対策も課題の一つであります。
　新型コロナウィルス厚生労働省対策本部から出されている推奨される換気の方法としては、機械換気による方法が挙げられています。機械換気による場合は、ビル管理法（建築物における衛生的環境の確保に関する法律）における空気環境の調整に関する基準に適合していれば、必要換気量（1人あたり毎時30立方メートル）を満たすことになり、集団感染リスク要因の一つである「換気の悪い密閉空間」には当てはまらないと考えられています。
　本庁舎及び保健所においては、空気環境の調整に関する基準を確認する空気環境調査を2か月に1回行っており、昨年の調査ではありますが、全館クーラー稼働時においてもこの基準に適合しているところであります。
　通常の状況であれば、現時点において基準に適合していることから、必要換気量を満たしていると考えられますが、想定以上に混雑が生じた場合には、必要換気量を満たすため、一部窓の開放による換気を行うことも対策として考えております。
　また、換気対策だけではなく、本庁舎では現在行っている下記の対策を継続しつつ、さらに効果的な対策をこれからも講じていきたいと考えております。
　1.庁舎出入口、各階エレベーターホール及び来客の多い事業課窓口カウンターへの「アルコール消毒液」の設置。
　2.アルコール液設置場所及び各掲示板等に、感染予防対策となる手洗いなどの「注意喚起ポスター」の掲示。
　3.階段手すり、エレベーターのボタン等の共有スペースにおける次亜塩素酸ナトリウムによる日常消毒。

　以上のような庁舎・公共施設における感染予防対策を徹底し、市民の健康を確保したいと考えております。


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