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更新日:2020年6月16日


小中学生のマスク着用と熱中症対策

Qご相談内容

今朝のTV番組で県外のとある市が、市内の小学生に雨傘をさしての登校を「コロナ感染予防対策+熱中症対策」として推奨していると知りました。
傘をさすと周りとある程度の距離(ソーシャルディスタンス)を保てるし、日差しをさえぎる事ができ、涼しいですよね。
マスク着用での登下校はこれからの季節、熱中症がとても心配です。特に沖縄の夏は日差しが強く、期間も長いだけに子ども達への負担が大きくなるのではと危惧しています。夏休みも短縮されましたし・・・。
ただ、雨の日以外で傘をさす事で安全面への配慮も必要になってくると思いますので、すぐに導入とはいかないかと想像いたしますが、那覇市でも検討いただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。

A回答

 梅雨が明け、本格的な厳しい日差しが増していく中、小中学生の登校について熱中症対策の観点からご意見をお寄せ下さりありがとうございます。
 市教育委員会は、文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」に記載されている「夏期の高い気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなる恐れがあります。このため、登下校時には、人と十分な距離を確保できる場合には、マスクを外すようにします。」との内容を市立小中学校に周知しました。
 ご提案の市内小中学生が雨傘をさして登校することは、「雨傘が直射日光を遮ることとソーシャルディスタンスも保てる利点がある」との考えがありますので、ご意見の「特に沖縄の夏は日差しが強く、期間も長いだけに子ども達への負担が大きくなる」ことを解決する案の一つだと思います。しかし、雨傘で視野が狭くなり事故にあう等の可能性が懸念されます。
 市教育委員会としましては、安全面を十分に考察し、今後、雨傘をさして登校することを慎重に検討してまいります。
 

那覇市 教育委員会 学校教育部 学校教育課
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