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更新日:2021年2月6日


市役所内の感染多発について

Qご相談内容

市役所職員に感染多発が見られますが理由はマスクの質もないですか?ウレタンマスクと布マスクの研究ニュースが話題になってました。ウレタンは現実には1%程度しか濾過出来ないことがわかったと。布も似たようなもの。皆さん知らないで使っていますから市が教えてあげないと窓口の人が気の毒。市民も安心できません。また、窓も閉まっていることが多いように見えます。市民の模範をお願いします。

A回答

 平素より本市政に対しご理解とご協力いただき感謝申し上げます。
 ご要望の内容のうち、本市職員の新型コロナウイルスの感染について、昨年10月26日に沖縄コロナ警報が出されて以降の職場内感染はなく、それぞれ私的な会食や家庭内感染など、マスクをはずした状況での感染が主な要因ではないかと見られております。
 なお、ご要望にあるマスクの材質に関し、ご指摘のとおり、理化学研究所などの研究チームが行ったスーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションにより、不織布マスクに比べ、布マスクやウレタンマスクの飛沫量カットの数値は低い結果となったとの報道があります。(令和3年2月4日「ウレタンマスクはNG?着用批判に専門家くぎ「洗い過ぎ」には注意を」時事ドットコムニュースより)
 しかし、この記事では、フェイスシールドやマウスガードほど性能が劣るものではなく、専門家からは「材質より正しく使う方が大切」として、むしろ鼻を覆わないなどの誤った使い方の方が問題であるとの意見が掲載されています。
 このほか、研究の成果として「素材の種類に限らず、マスク飛散が抑制されている」ことや、「不織布マスクはフィルター性能が高い分、手作りマスクに比べて隙間から漏れる量が多く、性能を高めるためには、マスクを密着させることが有効であることが確認された」とのことが示されています。(理化学研究所計算科学研究センターのホームページ「研究成果ピックアップ(2)」より)
 以上から、対面距離が一定程度保たれ換気が行われている空間では、布マスクなどでも一定の効果があることや、マスクの素材よりもその正しいつけ方がより重要であるものと考えます。また、コスト面も考慮し、特定の材質に限定したマスクの着用を推奨・指導することは難しいものと考えます。
 本市としましては、窓口のアクリル板又はビニールシートの設置や対面距離の保持、ご指摘のありました換気の徹底などの対策を引き続き行うとともに、職員にマスクの正しいつけ方の周知を図るなど、より実効性の高い感染予防対策をとることで、来庁する市民のみなさまに不安感を与えないよう努めたいと思いますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。


那覇市 総務部 人事課
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