文字サイズ
拡大
標準
縮小
色合い
標準
  • ふりがな表示

ホーム > コロナが収まるまで役所内や学校での歯磨き禁止を

ここから本文です。

更新日:2021年2月7日


コロナが収まるまで役所内や学校での歯磨き禁止を

Qご相談内容

昼に役所にいったら、歯磨き粉の匂いが漂っていました。保育園や学校でもさせていますがコロナ収束まで禁止してください。
テレビ番組で、洗面所でのエアロゾルを可視化する実験をしていました。歯磨きを1回行うと、大声で話し続けるときと同量のエアロゾルが発生。特に、前歯の裏を磨くときに大量のエアロゾルが出るそうです。
ある大学教授の先生が、歯磨きなどでマスクを外していると、ウイルスを多く含むエアロゾルを吸い込むリスクがあり、数分でも感染のリスクがあると解説されてました。
那覇市でもすでに歯磨きクラスターが発生しています。これからマスクの効果すら危ぶまれている空気感染が懸念される変異株も広がる懸念があり、海外では学校や保育園など教育機関の感染比率が飛躍的に増えて60%に達したところもあります。
朝晩の歯磨きを推奨し、集団の場での歯磨きは止めてください。

A回答

人事課(回答)

 平素より本市政に対しご理解とご協力いただき感謝申し上げます。
 ご要望の内容にある番組においては、歯磨きや口をゆすぐ際に発生するエアロゾル(空気中に漂う微細な粒子)による感染リスクについて触れると同時に、「歯磨きの際は密を避ける」「口を閉じて手を覆いながら磨く」「口に含む水を少量にし、低い位置から吐き出す」といった、エアロゾルを減らす対策も示されていました。
 また、日本学校歯科医会は、感染予防のため、職場や学校での歯磨き時の注意点として、1.洗面所ではソーシャルディスタンスを保ち、密にならないよう時間帯をずらす、2.歯磨きによる飛沫を防ぐため私語を控える、3.歯磨き中は口を結び、前歯の裏を磨くときは飛沫しないように口を手で覆って磨く、4.うがいは10ミリリットル程の少量の水で1~2回、水は跳ね返らないように低い位置からゆっくりはき出す、5.使用した歯ブラシはよく洗い、水を切って乾燥させて保管する、といった対策を挙げています。
 このほか、沖縄県歯科医師会は、換気の悪い場所でマスクをはずして密集することを問題視した上で、「歯磨きで口腔内の細菌数を減らすことは虫歯や歯周病を予防するだけでなく、感染症を予防することにもつながる」と、歯磨きの重要性を強調しています。(令和2年12月16日琉球新報DIGITALより)
 以上から、歯磨きも感染症予防策の1つと考えられ、職場内での歯磨きを禁止する状況にはないものと考えますが、ご要望の内容にもある歯磨きの方法等について、感染予防対策を十分にとる必要があるものと考えます。
 すでに、職員に対しては、歯磨き中の会話を控えることや、休憩時間の分散等による歯磨き時の密を避けることなどを呼びかけておりますが、日本学校歯科医会による歯磨き時の注意点を参考に、より効果的な感染予防対策をとりたいと思いますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。

那覇市 総務部 人事課
電話番号:098-861-7499


こども教育保育課(回答)

 平素より、本市における保育行政にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
 歯磨き時の新型コロナウイルス感染症の感染リスクについて、マスコミ等でも取り上げられており、ご相談者様の新型コロナウイルス感染症に対するご不安を拝察いたします。
 就学前教育・保育施設における歯磨きについてのご意見ありがとうございます。本市では、食後の歯磨きは、園児の健康な生活に必要な生活習慣を身に付け、虫歯予防につなげるために重要であることと考えたうえでの対策となり、「各園における食後等の歯磨きについて」【第43報】において、日本学校歯科医会の資料等を参考に、那覇市保健所と連携を図りながら、各園へ感染防止対策を講じるようお願いをしているところであります。
 それを踏まえ、各園においては、園長をはじめ職員一同で検討し、少人数で対面にならないように歯磨きを行っている園や、ひとりずつぶくぶくうがいや水分補給などを行っている園など、園の在園児数や保育室の広さ等を考慮した上での対策をしていただいております。
 引き続き、国の通知及び県の方針を踏まえ、保健所とも連携を図りつつ、対策を講じて参りたいと考えております。
 今後とも本市の幼児教育・保育等へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

那覇市 こどもみらい部 こども教育保育課
電話番号:098-861-2113


学校教育課(回答)

 日頃より本市の教育行政にご理解とご協力いただき感謝申し上げます。「コロナが収まるまで役所内や学校での歯みがき禁止を」について回答いたします。
 本市立小中学校においては、主に小学校が健康教育の一環として、給食後に歯みがき時間を設定し、むし歯防止に取り組んでおります。
 沖縄県のむし歯有病率は全国平均を大きく上回っており、むし歯予防は長年の課題となっております。本市におきましても、むし歯有病率は年々改善してきておりますが、全国平均を上回っている状況であり、引き続き、歯・口の健康づくりの取り組みが必要となっております。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な活動で感染予防対策を講じる必要があります。ご指摘の「エアロゾル」の感染リスクにつきましても、承知しております。
 本市立学校では、文部科学省策定の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』~」に基づいた「那覇市立小中学校 感染症予防マニュアル」を活用し、感染症拡大防止に取り組んでおります。
 本市立小中学校が歯みがきの取り組みを実施する場合には、感染防止対策を講じた上で実施しておりますが、教育委員会としましては、学校に対して、十分な換気やソーシャルディスタンスを保ち、密にならないよう時間帯をずらす等の感染予防について、引き続き、周知してまいります。
 今後とも、本市の教育行政へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

那覇市 教育委員会 学校教育部 学校教育課
電話番号:098-917-3506

各種お問い合わせ

電話

098-867-0111

土日休日及び年末年始を除く
午前8時30分~午後5時15分まで

WEB

相談する

進捗状況を確認

ご相談時に発行された番号をもとに、そのご相談の進捗状況を確認することができます。