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更新日:2023年2月27日


親子健康手帳の使いににくさ改善要望

Qご相談内容

親子健康手帳を発行して頂きました。親子健康手帳について改善の要望がございます。まず、手帳が厚すぎます。ただでさえ荷物が多い中、必要な情報以外の項目が多く、自宅以外で使わない情報も持ち歩いている状態です。少しでも荷物の負担を減らしたいと考える妊婦の考え方と逆行していると思われます。さらに表紙の名前記載場所や、各項目の記載場所が小さくストレスがあります。記載が多いのであればA4サイズは書きやすいのですが、単行本サイズに文字を入力していくストレス、文字を書くときに反対側が閉じるような意味のないストレスを感じています。ぜひ現場にて数項目の記載など試して実感してみてください。情報社会でいろいろなところから情報はとれる時代です。必要な情報をもっておくことは大事ですがそれを常時持ち運ぶ意味があるのか、今後の妊婦さんの負担を無くすためにも手帳の書きやすさやデザイン、携帯のしやすさ、重さ、見やすさ、すべてを見直す必要があると思います。また、自宅で処分する書類や協賛企業の付属品なども必要な方々だけにお渡しするなど配慮が必要と思います。妊婦さんや出産経験者の意見を反映させ、これからの妊婦の負担軽減をお願いいたします。ぜひ検討の程宜しくお願い致します。

A回答

日頃より、本市政にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。

親子健康手帳(母子健康手帳)は、母子保健法において、「妊娠、出産及び育児に関する一貫した健康記録であるとともに、乳幼児の保護者に対する育児に関する指導書である」とされており、その内容は厚生労働省の省令事項や通知事項で示されております。県内では、ほとんどの市町村で沖縄県小児保健協会が作成している親子健康手帳を活用しており、子供が20歳まで活用できるように工夫されております。
 
沖縄県小児保健協会が作成している親子健康手帳は、平成20年に検討委員会が設置され、小児科医師、保健所の医師(産婦人科医師、小児科医師)、歯科医師、医師会検診センター所属の学校医、保健所保健師、小児保健協会所属の保健師、市町村の保健師や栄養士、臨床心理士によって内容を検討し、作成されております。内容は随時更新されており、妊産婦や子供の成長発育に必要不可欠な情報が親子健康手帳には記載されております。今回、親子健康手帳への記入のしづらさにつきましては、当市より貴重な声として小児保健協会へお伝えさせて頂きます。

配布資料については、書類が多くご負担をおかけして申し訳ございません。親子健康手帳発行時である妊娠初期は、妊娠したことについての喜びや不安もあり、なかなかその後の状況を想定できないこともあると察しております。親子健康手帳をもらったあとは、妊娠週数が進む中で母体の変化、生活スタイル、仕事や家事の行動変化、経済面についての不安、未知である出産への戸惑い、出産物品の準備など考えることも多くあるため、必要とされるであろう資料を選別して同封しております。

今後、親子健康手帳アプリを通して、適切な時期での情報発信を進めていけるよう準備をしておりますので、配布資料につきましてもあわせて検討をしていきます。この度は、貴重なご意見ありがとうございました。


 那覇市 健康部 保健所地域保健課
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