ホーム > 乳児検診における貧血検査時の衛生管理について
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更新日:2023年6月26日
6月25日、ともかぜ振興会館で行った乳児検診の際、貧血検査の検査員が左手だけ手袋をし、右手は素手の状態で検査終了時のアルコール消毒のみ行っており、とても不安で気になった。
左手の手袋は一度も交換することなく、一人の赤ちゃんに対し脱脂綿で2,3回ずつ止血して、同じ手袋のまま次の赤ちゃんの止血も行ってる状態で、感染対策等、衛生管理が不適切だと感じた。
私たちの順番が呼ばれるまで4名の赤ちゃんに対して同じように対応していた。
簡易な貧血検査だから片手だけ手袋、手袋の交換なしでアルコール消毒のみ、で対応されていたのか、きちんとしたガイドライン等に沿って対応しているのか知りたい。
今後も1歳半検診で貧血検査があり、不安を解消して検診に臨みたいため意見します。
よろしくお願いします。
平素から、本市の保健行政にご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。
先日は、健診会場での不適切な対応によって不安な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。
ガイドラインについて、沖縄県小児保健協会の乳幼児健康診査マニュアルでは、「児の採血部位や検査者の手の消毒には十分配慮する」とされており、受診者ごとに手袋を交換する必要性についての記載はございません。
本市の乳児健診や1歳6か月児健診での採血の際は、スタッフへ両手手袋の着用、毎回アルコールでの消毒と手袋の交代をお願いしているところではありますが、現場の検査技師の判断により、汚染がない場合等はアルコール消毒のみで実施しているとのことでした。
しかしながら、当市では、受診者ごとに手袋交換等を行うことを対策として考えており、今後は、現場のスタッフへ周知徹底を図り、感染対策に努めて参ります。
乳幼児健診に対する貴重なご意見を頂き、誠にありがとうございます。今後とも、本市の母子保健事業へのご理解とご協力のほどお願いいたします。
那覇市 健康部 保健所地域保健課
電話番号:098-853-7962