更新日：2023年8月22日

■介護保険制度について平成１２年４月から、介護保険制度が始まりました。
その後、平成18年4月に、制度全般にわたって見直しが行われ、介護予防を重視した仕組みとなりました。
介護保険制度は介護される側の人、介護する側の人の両方が安心して暮らせる社会を築くために、介護を社会全体で支える制度です。
今後、高齢化の進展に伴って、寝たきりや認知症の高齢者が急速に増えることが見込まれています。
また、介護が必要な期間が長期化するなど、介護する家族の高齢化などが進んでおり、家族による介護では十分な対応が困難となってきていることなどから、介護保険制度による支援が必要となっております。
■介護保険制度の仕組み４０歳以上になると被保険者（加入者）となって保険料を負担し、介護や支援が必要と認定された時に、費用の1割から３割を支払って介護サービスを利用する仕組みとなっています。
被保険者は年齢によって次の2種類に分かれており、介護サービスを利用できる条件も異なります。
・６５歳以上の方（第1号被保険者）
・４０歳以上６５歳未満の医療保険の加入者（第2号被保険者）
また、外国人の方も一定の条件、在留期間や在留期限により、被保険者となります。
■介護給付の対象となる方
・６５歳以上の方（第1号被保険者）
入浴・排せつ・食事などの日常の生活動作について、常に介護が必要な状態（要介護状態）
入浴・排せつ・食事などの日常の生活動作について、常に介護が必要な状態の軽減や悪化の防止に役立つ支援が必要な状態、又は日常の生活動作に支援が必要な状態（要支援状態）と認定された方・
４０歳以上６５歳未満の医療保険の加入者（第2号被保険者）
介護保険の対象となる病気が原因で、介護や支援が必要な状態（要介護・要支援状態）と認定された方。

ちゃーがんじゅう課
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