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更新日:2023年8月22日
介護保険料の決め方・使いみちなどを教えてください。
■介護保険料の決め方
介護保険制度では、サービス利用時の自己負担(原則1~3割負担)を除き、介護サービス費の提供などに必要な費用のおよそ半分が公費でまかなわれ、残りの半分が皆様の介護保険料の総額になります。
保険料は第1号被保険者(65歳以上の方)と第2号被保険者(40歳以上65歳未満の方)が負担し、その負担割合は全国ベースでの総人口の比率に基づいて定められており、平成30年度から32年度までは、第1号被保険者全体で介護給付費などの23%を負担することになっています。
那覇市介護保険の運営にかかる費用約210億円(平成29年度) うち公費50% うち保険料50%(第1号被保険者の保険料23%、第2号被保険者の保険料27%) 第1号被保険者の保険料は、介護保険の運営にかかる費用の23%の金額を、65歳以上の方の人数で割り、一人当たりの平均的な保険料を示す保険料基準額(平成30~32年度は84,660円)を算出します。ただし、全員が一定の保険料基準額を支払うのではなく、例えば、所得段階2段階の方は保険料基準額の7.5割に相当する額というように、所得に応じた割合を乗じて決まる年間保険料額を支払うことになります。
■介護保険料は何に使われるのか
介護保険は、介護が必要と認定された方が、費用の1~3割を支払って介護サービスを利用し、そうした介護にかかる費用をみんなで負担し合う仕組みです。
皆さまに納めていただく保険料は、介護サービスを提供するための大切な財源となります。
具体的には、ホームヘルプサービスや訪問看護などの訪問サービス、デイサービスやデイケアなどの通所サービス、施設サービス、また、福祉用具貸与、福祉用具購入や住宅改修といった在宅介護の環境を整えるサービス費などに使用されています。
ちゃーがんじゅう課
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