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更新日:2019年5月18日


部活動(中学)の在り方について

Qご相談内容

息子が中学校の部活動をしております。
部活動の休日は、平日に1日、第三日曜日の1日のみとなっております。平日の練習を終えて帰宅するのは8時、その後課題をこなし夕食、落ち着くのは10時となる日々を送っております。
本人は当たり前のようにその生活を送っていますが、親の視点からすると、あまりに部活動の時間が多すぎると感じます。
また、義務教育機関における部活動であるはずが、土日祝には他校区まで練習試合に出向きます。車を所持していなければ困難な場所指定も多く、乗り合い協力も可能ですが、練習の度にお願いする家庭の負担は精神的にも重かったのか、練習試合を休みがちになり選手から外されるケースもありました。
部活動が反対という訳ではありません。部活で得られる経験も大切と思います。しかし、沖縄の学力の低さが問題視される中、これ程までに部活に時間を割く必要はないと感じます。
また、貧困率の高さも取り沙汰される中、各家庭の経済事情も考慮し、他校区へ出向く場合は、本人自身が移動できる範囲での場所選びを配慮すべきと考えます。
また一方で、引率する先生の負担も尋常ではないと思います。日々の業務に加えて、放課後は顧問をこなし、他校との練習試合や大会の調整、会議の参加、土日祝は引率。プライベートの時間はあるのか。家庭を大切にできる時間はあるのか。本業は疎かにならないのかと心配になるくらい多忙です。
以上の事から、部活動に長時間拘束される事は、部活生、家庭、教師にとって良い影響とは思えません。
教育委員会を通して、休みを増やす、部活動における移動についての配慮等、指導や規則を検討をして頂きたく、宜しくお願い致します。

A回答

 中学生にとっての部活動は、学年や学級の枠を超えて、共通の興味関心のある生徒同士が集まり、生徒の自主的、自発的な参加により、スポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであります。
 昨年12月に沖縄県教育委員会より、「運動部活動等の在り方に関する方針」が策定されました。この方針には、休養日の設定と活動時間の目安が記載されております。この方針では、休養日について、平日1日、週末1日の週2日の設定が示されており、週末に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替えるとされております。また、活動時間につきましては、平日は長くとも2時間程度、休業日は3時間程度となっております。
 本市としましては、運動部活動を指導する際には、この方針に準ずるかたちで指導するよう、各中学校へ周知をしているところです。
 遠方への練習試合や移動の方法につきましては、学校側も含めた保護者会等において、生徒や家庭の状況及び効果的な指導であるか等を踏まえ、部活動顧問や保護者の負担・困難等を考慮し、保護者会として、どの程度の協力が可能かを話し合う必要があると考えます。
 今後とも、本市の教育行政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


教育委員会学校教育部 学校教育課
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