ホーム > 夏休み明け後も当分休校とする事のご検討について(お願い)
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更新日:2021年8月12日
私は、孫が那覇市の小学校に登校させていただいておりますが、コロナ禍の中、現場の教師の皆様を始め、教育関係者の御奮闘に敬意を表します。
ところで、本日17時前に那覇市教育委員会総務課の方にとりあえず電話でお話しした件でメールいたします。
私は今日、次の報道に接し、大変衝撃を受けております。
1.今朝(8月12日)の県内新聞電子版
2.本日(8月12日)の午後1時前の県内新聞の電子版速報による県内の新型コロナウィルス感染者数の報道
3.本日(12日)の昼のNHK沖縄のニュース
(12時18分頃)
結論から申し上げますと、夏休み明けの登校については当分の間、休校を検討していただきたいと強くお願いする次第です。
報道内容の中で重要な事の1つ目は、今日(12日(木曜日))のお昼のNHK沖縄のニュースで緊急要請をした県保険医協会の会長らの要請内容です。
その中で徳田医師が述べている「デルタ株がこれだけ感染力が強いと言うのは、エアロゾル感染も起こっているだろう。…… 」と言う発言です。
このご発言は、ほとんど密閉した空間で授業を行わざるを得ない学校現場における大変危惧すべき状況に対する警告であると受け止めています。
また2つ目は、今朝の琉球新報の電子版の次の記事です(一部抜粋)
「県内では9日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が256・09人に達し、過去最悪を更新した。全国1位を維持しており、世界的にも感染者数が多い国と同水準だ。県は今週の新規感染者数を最大5千人とみており、直近1週間の人口10万人当たりに換算すれば、350人近くまで上昇すると予想される。」
上の報道文の最後の3行目に注目すると、この数値は、今、世界で新型コロナウィルスによる最悪の感染状況にあるマレーシア国内における人口10万人当たりの感染者数数字とほとんど変わりません。
同じような事態に陥ってからでは取り返しがつきません。
以上のことから、見出しの事について早急にご検討いただきますよう宜しくお願い申し上げます。
ご多忙の事と存じますが、くれぐれもご健康に留意されとともに、子ども達の健康と安全な学校教育を維持するために御奮闘されることをお祈り致します。
8月13日に追加された相談
この件につきまして、昨日夕方もメールで要望をいたしましたが、要望の内容について、一部修正いたします。
要望の修正点は次の通りです。
1.夏休み明けの登校については当分の間、休校を検討すべきと言う事は変更はありません。
2.ただ、休校するにしても、その場合の学校の活用方法についての要望です。
それは、休校期間中でも学校と学童保育所の子供たちを保護する時間帯をそれぞれ分担し、例えば午後2時までは学校が子どもを預かり、その後は学童保育所等で預かると言う方法です。
その理由を申し上げますと、学校が仮に休校となった場合、そのしわ寄せは学童保育所に来ます。
学校とは違い、狭い空間のところが多い学童保育所に長時間密の状態で子供たちを預けると言うのは、保護者や祖父母としては新型コロナ感染のリスクが高まるのではないかと危惧するからです。
それは、昨日メールでご説明した徳田医師が他の関係者とともに沖縄県知事あての要請で述べている「デルタ株がこれだけ感染力が強いと言うのは、エアロゾル感染も起こっているだろう。…… 」と言う発言からです。
また、学童保育所だけに負担させると言うのは、保育士さんの負担も大変なものだということも理由の1つです。
以上のことから、学校と学童保育所の適切な時間の配分について、是非ご検討いただきたいと思います。
子どもたちの安全をしっかり確保するする意味からご理解をいただき、ご多忙とは存じますが、ご検討をよろしくお願い申し上げます。
教育関係者、学童保育所、保護者が共にスクラムを組み、この難局を乗り越えようではありませんか。
日頃より本市の教育行政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
各学校では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策に力を入れて取り組んでいるところです。
しかしながら、県内の新規感染者の急増や本市の児童生徒へ感染が広がっていること、旧盆明けの感染拡大が懸念されることを踏まえ、令和3年8月18日付け「那覇市立小中学校の夏季休業の延長について(通知)」において、市内小中学校へ8月29日(日曜日)まで夏季休業を延長することを通知しております。
8月23日(月曜日)~8月27日(金曜日)に登校日を設け、健康観察や課題、タブレットの配付を行うことで学習を支援する準備をすることや中学校においては、申請を行うことで授業日とすることもできることとなっております。
また、8月30日(月曜日)からは通常登校となっておりますが、感染状況によっては、分散登校及びオンライン授業の可能性もあり、準備を行っていきます。
さらに、夏季休業の延長に伴い、秋季休業となっている10月11日(月曜日)~10月13日(水曜日)の3日間を授業日として授業時数の確保を行っていきます。
那覇市教育委員会としましても、国や県の最新感染症対策を随時各学校へ通知・情報を共有し、感染拡大防止に一層力を入れてまいります。
今後とも、本市の教育行政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
教育委員会 学校教育部 学校教育課
電話番号:098-917-3506