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更新日:2022年6月24日
子供からの話ですが、小学校の図書館で学年によって読める本に制限があるとの事でした。読める本もページ数で決まっており、1年生では絵本まで。2年生の場合だと「110ページの本は良いけど、111ページからはダメ」とのことで、その理由も不明だそうです。子供が本に興味を持ち、色々読みたいと話しているので、親としては好きなことを伸ばしてあげたいなと思っています。教育現場では子供の好奇心を制限するような、こういった取り組みをされていますか?もし行っているのであれば、理由も併せて伺いたいです。よろしくお願いします。
日頃より本市の教育行政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。「小学校図書館について」に回答いたします。
学校図書館の設置目的は、教育課程の展開に寄与するとともに、児童生徒の健全な教養を育成することとなっています。規制をかけるのではなく、個々の児童生徒の興味関心に寄り添い、知的好奇心を刺激し伸ばすための指導を行うべきだと考えます。教育委員会としましては、学校図書館における指導は個々の発達段階や興味関心をふまえてなされるべきものであり、学年や年齢をもって一律に規制されることは適切ではないと考えます。
今後は、関係職員(司書教諭、図書館主任、学校司書)を対象に、研修や通知等の機会を通して、学校図書館のあり方について再度確認し、児童生徒の成長に資する場となるよう周知してまいります。
今後とも、本市の教育行政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
教育委員会 学校教育部 学校教育課
電話番号:098-917-3506