ホーム > 不登校・自宅学習・フリースクールの補助や出席扱いについて
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更新日:2024年3月16日
担当者様
匿名にて失礼致します。
■不登校や自宅学習、フリースクールへの補助について
東京都が2024年度からフリースクールの利用料を月2万円補助するとの報道がありました。
那覇市においても同様の措置をして頂けないでしょうか。
・東京都フリースクール利用料月2万円助成へ小中学生|NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240215/k10014358841000.html
不登校や自宅学習、フリースクールに通う子供の家庭においても税金は払っています。
それにも関わらず公教育の恩恵を受けられていない状況です。
さらに不登校やフリースクールに通う子供は毎年のように増え続けています。
これは義務教育として子供に学校を半強制しておきながら、
・学校や先生、学ぶ内容やタイミング、学習スタイルを選べない
・テスト等で人を数値化して比べる
・宿題を課すことで限りある放課後をさらに制限している
・常態化している威圧的な指導
これらに耐えきれず学校に行けなくなった子供の家庭には補助を出さない。
さらにはフリースクールやホームスクールを出席扱いにしないのは、行政の無責任も甚だしいのではないでしょうか。
少なくともその分の税金を返還または補助するのが筋ではないでしょうか。
■出席扱いについて
元校長経験者によりますと、出席扱いは『学校長』が判断する事が法的に定められているそうです。
教育委員会や校長会等の意見を「参考」にされるのは自由だと思いますが、最終的な判断は校長が責任を持って行うべきではないでしょうか。
さらに、
・増え続ける不登校やフリースクール
・国や東京都を含め多くの自治体がフリースクールや家庭など学校以外での学びを認めている
・多くの学校がフリースクール等を出席扱いにしている
このような状況があるにも関わらず、教育委員会や校長会などのせいにして校長が出席扱いを認めない、その合理的根拠を示せないとしたら、それは職責放棄ではないでしょうか。
大変お忙しい中の長文にて恐縮ですが、不登校の子供本人や、悩んだ末に自宅学習やフリースクールに通う保護者にとっては経済的負担も大きく大変困っています。
今行政が決断頂けましたら学校の形、学びの形が大きく変わるはずです。
ぜひともご検討の程よろしくお願い致します。
【担当課】教育相談課:098-832-7868
日頃より本市の教育行政にご理解とご協力いただき感謝申し上げます。
「不登校や自宅学習、フリースクールへの補助」について回答いたします。
ご指摘の通り全国的にも年々不登校児童生徒数は増加しており、本市においても同様の傾向にあります。
那覇市教育委員会では、不登校及び登校しぶりがみられる児童生徒に対してアウトリーチを取り入れた体験活動や学習支援を実施し、将来の社会的自立に繋がるよう支援を行っております。今後も、こうした児童生徒が学ぶ機会を失うことがないよう取り組んでまいります。
ご提案の自宅学習やフリースクールに補助を行うことについては、本市においてフリースクールがどの程度不登校児童生徒の学びの場となっているのかを見極めながら、全国的な実施状況を考慮し、今後も調査研究してまいります。
【担当課】学校教育課:098-917-3506
日頃より本市の教育行政にご理解とご協力いただき感謝申し上げます。「不登校・自宅学習・フリースクールの補助や出席扱いについて」回答いたします。
「不登校児童生徒の中には,学校外の施設において相談・指導を受け,社会的な自立に向け懸命の努力を続けている者もおり,このような児童生徒の努力を学校として評価し支援するため,我が国の義務教育制度を前提としつつ,一定の要件を満たす場合に,これらの施設において相談・指導を受けた日数を指導要録上出席扱いとすることができることとする。」と文部科学省は示しています。
那覇市教育委員会としましては、民間施設等で支援を受ける児童生徒の出席扱いに関しては、保護者との連携及び民間施設と連携・協力を行い、児童生徒の利益を最優先に判断するよう各学校長へ周知しております。
今後とも、本市の教育行政へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。