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更新日:2025年2月8日


学校施設を活用した子供の遊び場作りについての提案

Qご相談内容

1. 提案の背景
近年、子供たちが自由に遊べる場所が減少しています。公園の遊具撤去や空き地の減少により、野球やサッカー、鬼ごっこといった遊びができる環境が失われています。さらに、共働き世帯の増加により、保護者が遠方の自然環境へ送迎することも難しくなっています。その結果、子供たちの運動不足や地域とのつながりの希薄化が懸念されています。

2. 提案内容
子供たちの健全な成長と地域の活性化のために、学校の施設を放課後や休日に開放し、地域ぐるみで遊び場を提供することを提案します。
(1) 活用する施設と遊びの内容
• グラウンド:野球・サッカー・鬼ごっこなど
• 体育館:バレーボール・バスケットボールなど
• 教室:かくれんぼや創作活動
• その他の空き地:簡単な遊び場として活用
(2) 運営方法
• 安全管理:教員や地域ボランティアが見守りを担当
• 地域連携:PTA、自治会、保護者が協力し、運営をサポート
• 清掃活動との連携:遊び場として使う学校周辺の清掃ボランティアを行い、子供たちに地域への愛着を育む

3. 期待される効果
• 子供たちの健全な成長促進:外遊びを増やし、体力や協調性を育む
• 地域の活性化:住民が協力し合うことで地域の結びつきを強める
• 学校施設の有効活用:すでにある資源を有効に活用し、新たな費用を抑えながら環境を改善

4. 実施のステップ
1. 現状の確認:すでに類似の取り組みがあるか、教育委員会や市の担当部署に確認
2. 試験的実施:まずは地元の公立小学校で試し、私立は各学校で実施
3. 関係者との協力体制構築:PTA、教育委員会、自治会、地域ボランティアと連携
4. 結果を検証し、拡大を検討:試験実施後、成功事例をもとに他の学校へ展開

5. まとめ
学校施設を活用することで、遊び場不足の解決、地域の活性化、教育環境の向上につながると考えます。地域の皆さんと協力しながら、この取り組みを実現できればと思います。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

A回答

日ごろより、本市の教育行政にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
学校施設の開放につきましては、ご提案いただき、ありがとうございます。
学校施設の開放につきましては、現在、グラウンドや体育館、地域学校連携施設をスポーツ少年団などの任意団体や、地域保育園、地域自治会等の団体に対して開放しているところであります。
本市教育委員会の事業としては、児童生徒の放課後における安全安心な居場所づくりの取り組みの一つとして、教室、体育館などの学校施設を活用した「放課後子ども教室」を実施しております。この「放課後子ども教室」は、那覇市内全36小学校区のうち、令和7年1月末現在、32小学校区で実施しており、琉舞や三線等の伝統芸能に関する教室、バドミントンやハンドボール等のスポーツ教室、宿題支援や折り紙教室等、様々な内容の教室がございます。
本市教育委員会としましても、市民のスポーツ活動や教育・文化活動、地域交流の場などとして、学校施設を利活用していただき、健康増進、情操教育の推進、地域のコミュニティ活動の活性化などに寄与していきたいと考えております。
なお、ご提案の教職員による見守りについては、教職員の多忙により大変厳しいものと考えております。
ご提案につきましては、今後、放課後の子どもたちの居場所づくりについて取組を進める際に、参考とさせていただきたいと思います。
今後とも、本市の教育行政へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


那覇市教育委員会生涯学習部 施設課
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