ホーム > 軽度・中等度難聴児に対する補聴器等購入費の助成について
ここから本文です。
更新日:2021年7月7日
この制度は、身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴児に対して、補聴器購入費用等の一部を助成し、言語の習得、教育等における健全な発達を支援するためのものと理解しています。
今回この制度を利用し、補聴システムであるワイヤレスマイクの申請について、担当者に相談した結果、FM型の補聴システムではないため対象品目に該当しないという理由で、申請不可との回答をいただきました。
しかし、現在補聴器メーカーが取り扱う補聴システムは、FM型からデジタル方式へ移行し、商品もデジタル方式のみとなっています。
また、他市町村の同制度では、補聴システムは、FM型及びデジタル方式が対象になるとの記載もありました。
那覇市でも、補聴システムの移行に伴う品目の見直しを行なっていただきたいです。
軽度・中等度の難聴児こそ、補聴システムで生活や学習環境を整えていく必要があると、専門医からも聞いています。また自費での購入となると高価な商品のため、世帯間格差も生じてしまうため、必要な難聴児への配慮をよろしくお願いします。
日ごろは、本市の福祉行政にご理解ご協力をいただき感謝申し上げます。
電子相談がありました軽度・中等度難聴児に対する補聴器等購入費の助成について回答いたします。
本市では、那覇市軽度・中等度難聴児補聴器購入費等助成事業実施要綱に基づき補聴器の購入・修理費用の一部を助成しています。
また、この事業は、沖縄県からの補助金を活用し運営しており、
本市の要綱は、沖縄県が定める基準に沿っているため、現在、デジタルワイヤレスマイクは基準外となっています。
しかしながら、ご相談にある、補聴器メーカーの補聴システムの取扱いがFM型からデジタル方式へ移行し、
商品もデジタル方式のみとなっていることについては、業者やメーカーに現状を確認したうえで、沖縄県へ情報提供いたします。
本市は、これまでもデジタルワイヤレスマイクの給付について、市民から要望があることを沖縄県へ情報提供しているところですが、
難聴児に必要な支援ができるよう、沖縄県へ引き続き要望いたします。
今後とも本市の福祉行政へのご理解ご協力をよろしくお願いします。
那覇市 福祉部 障がい福祉課
電話番号:098-862-3275