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更新日:2018年12月5日


都市景観形成基準について

Qご相談内容

首里城を訪れる予定があるのですが、街並みの雰囲気が北海道とは異なることに興味を持ち調べていたところ、首里金城都市景観形成基準に屋根瓦や石敢當について基準があったり、シーサーについても基準があることを見つけ、徹底した取組に驚いているところです。さらに、壺屋地区の基準にもシーサーが登場してくるのを見て、『街並みの色や屋根の材質といった基準だけでなく、ほかの都市でもシーサーのようなキャラクター(モチーフ)の活用について基準を決めているところがあるのか』を調べたいと思っているところです。インターネットを活用して調べても分からなく、思い切ってメールにてお尋ねした次第です。
お忙しいとこと申し訳ありませんが、基準を作った当時のことでもいいので何か分かればご教示いただければ幸いです。ご面倒をおかけして申し訳ありませんがよろしくお願いします。
都市景観形成地域

A回答

那覇市の景観行政にご関心いただき、ありがとうございます。
本市では、“みんなで継承、みんなでつくる「亜熱帯庭園都市」なはの景観”を景観づくりの理念とした『那覇市景観計画』を策定し、地域の特色を活かした個性ある都市景観の形成を目指して、景観づくりに取り組んでおります。
なかでも、歴史的・文化的背景のある「首里金城地区」「龍潭通り沿線地区」及び「壺屋地区」の3地区は、那覇市都市景観条例に基づく「都市景観形成地域」に指定し、先導的に景観づくりに取り組んでおります。
「都市景観形成地域」では、歴史的・伝統的な集落景観の保全及び育成を図るため、琉球赤瓦や琉球石灰岩による街並み形成や沿道緑化を推進しております。また、既にお調べいただいているとおり、「石敢當」や「シーサー」についても景観形成基準に定めております。これら景観形成基準は、当該地域の景観を構成するにふさわしい要素として位置付け、それらを適切に配置することで、固有の歴史・文化を守り、活かす景観づくりに努めているところです。なお、他都市において同様の基準があるかどうかは把握しておりません。
首里城の南側斜面に位置する「首里金城地区」には、沖縄県指定文化財である「首里金城町石畳道」や那覇市指定文化財である「金城大樋川(かなぐしくうふひーじゃー)」をはじめとする多くの文化財がございます。また、観光客等へのサービス機能(休憩所・便所等)と地域の歴史的景観形成の先導的役割を果たすため、伝統的な琉球木造建築として整備した「首里金城村屋(しゅりかなぐしくむらやー)」がございます。首里城にお越しの際は、ぜひ「首里金城地区」にもお立ち寄り下さい。
市内には、壺屋焼で作られた巨大シーサー「壺屋うふシーサー」と「さいおんうふシーサー」がありますので、近くにお越しの際はお立ち寄り下さい。また、那覇市観光協会では、歴史や文化に詳しいガイドが那覇のまちを案内する「那覇まちま~い」も実施しております。首里城周辺を含む市内各地で実施しておりますので、ぜひご活用下さい。(インターネットでも検索できます。)
今後とも、那覇固有の快適で美しい景観を守り・育て・創出し、本市の景観づくりに取り組んで参ります。



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